この報道を耳にして、何か違和感を感じたのです。
体操界に大きな功績を残されてきたのに引退と同時にこのようなマイナスの報道が続いているということに……
正直、この方に関して以前にも大きな違和感を感じたことがありました。
それは内村航平さんがまだ現役のころに、お母様が派手な応援をされているのをテレビ越しに視たとき。
算命学の理から考えると、ご縁がちゃんとつながっているのであれば、品性は別としてそこまでの違和感は覚えないはずです。
なのでどうなのかな~~~~、、、って思って、改めてこの母子の関係を算命学で拝見してみました。
今回は、八門法の図まで載せさてて頂きました。
内村航平さんは子丑天中殺。
子丑天中殺というのは「初代運」といって親の力を借りず、自分自身で運を切り開いていくという生き方に向きます。
つまり親との関係が薄い方が良い、といえるでしょう。
更にはこの方の宿命の中に「母」の星がありません。それは八門法の図からも明らかですね。
ですから「母と二人三脚で…」なんて生き方はこの方にとっては大きなマイナスとなります。
しかもこの方は生月天中殺を所有。生月は「家系」という意味があり、ご両親が体操の選手でいらしたことを考えれば、ここは「体操界」ということになります。
そこを中殺しているというのであれば、本来は体操の世界以外のところで生きることにより、この生月中殺が消化できるということが言えるわけです。
(ここは神田沙也加さんと共通しています。沙也加さんも生月中殺をお持ちで、それは家系中殺…つまり「芸能界中殺」でした)
ですので、この方が体操界に進まれたこと自体が矛盾です。
そして、ご縁の薄いお母様がこの方にべったりであったことも矛盾……というか、問題が大きいのです。
宿命通りに生きる……ということから外れてしまっている場合、まずは性格に問題が現れます。放っておくと、健康面(寿)に影響が現れることもあります。
その矛盾だらけの母子の間に巻き込まれた妻は、それだけでも命がけです。
奥様の宿命はさすがにわかりませんでしたので、内村氏の宿命から結婚の年の様子を探ってみました。
すると天中殺の年ではありませんでしたが、彼の持つ「生月中殺」が大きく影響する年でした。
……ということは、その「生月中殺」が未消化であるほど、その結婚は問題が大きいことになります。思った通り……そこには「妻」の星がありました。(夫が成功した場合、妻が犠牲運になる可能性)
内村航平さんの宿命に戻りますが、日干「癸」を川と例えると地支すべてに根っこがあり、「氾濫寸前の川」となります。
それを必死に抑えて流れ先を整えようとするのが「妻」の星。そしてその流れ先となっているのが「子供」の星です。
つまり、妻と子供たちがこの方の運勢を安定させてくれる有り難い「守護神」なのです。
そのことに気が付いてこの方達に感謝の気持ちを持たねば、この方の人生は「氾濫」の一途をたどるでしょう。
早く気が付かなくてはなりません。