https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220825/k10013787091000.html
警察庁の中村格長官は25日の会見で、安倍元総理大臣が演説中に銃撃されて死亡した事件を受け「警護の在り方を抜本的に見直し、新たな体制で新たな警護を行うために人心一新を図る」と述べ、辞任する意向を明らかにしました。
エリート街道を走り続けた中村格氏。
このような形で幕を閉じるというのはどのような運勢の時なのかしら…と思わず算命学で宿命を調べてしまいました。
やはり、寅卯天中殺……現在天中殺中だったのですね。
大運ではまさに5旬と6旬をまたぐ接運となっていて、いわゆるここに天中殺が重なると生涯の中で最も厳しい天中殺とみてよい訳です。
そんなときに、安倍氏があのような無くなり方をなさって……
さらに今年は「壬寅」の年ですから、西方は天剋地冲…で、干合虚気となっても天剋地冲。
そして守護神であるはずの今年の「壬」は虚気との干合で変化してしまっています。
壬は、この方の日干から見ると禄存星。
禄存星にはリーダーシップ、中心的存在、人々を掌握する、面倒見の良さ……などの意味合いがあり、元々日支に存在していますので、これが輝いていた人生だったと言えるでしょう。
ところが今年は前述しましたように西方が天剋地冲、その守護神が壊れてしまっています。
そして、年運で現れた「壬」も干合変化で存在を確認しにくい状態でした。
その上に接運、年の天中殺……これは受け止めるほかないですね。
逆にご自分の立場に執着を見せたらこんな時は「美」になりません。
ましてや生年天中殺の持ち主。
これで助けられてここまで上り詰めた方なら、「捨て身」になることで見えるものがある……と考えます。
壬水は禄存星で、癸は司禄星。
これらは「財」の星でもあります。
これが守護神であるにもかかわらず、この方の宿命では後天運で回ってきてくれてもどちらも忌神的に変化してしまいます。
それがどういうことなのか、考えなければならない・・・
天中殺はいろいろなお知らせを頂ける時期でもあります。
今までと違う生き方を求められているのかもしれません。