あの衝撃的なニュースが飛び込んできた日からちょうど40日が経った今日、猿之助さんが逮捕されました。
5月18日、マネージャーに発見され、病院に救急搬送されたのがご自分の日干支である「丙子」の日で、ですから今日は「丙辰」大半会の日になります。
これは何方かが仕組んだことなのでしょうか‥‥‥⁇
それはさておき、どうしてこんなことになってしまったのか、算命学で星を拝見しながら再考してみたいと思います。
猿之助さんは現在47歳ですが、11月には48歳になりますので今年は大運天中殺が明けてから3年目、ということになります。
実は3年目は「接運」の最後の年と考えます。
なので色々な出来事にダメージが大きい。
46歳からの大運にある「壬」はこの方にとって一番ありがたいものなのですが、それが干合変化してしまっています。
有難いものがせっかく現れたのにそれを取られるのもダメージが大きい。
でも、そのことによってご自分の宿命が最上格の殺印相生格(名誉が大きい)となるわけです‥‥
こんなふうに説明はつきますが、その宿命の変化にご本人の「心」が付いていけるかどうか‥‥なのです。
ですから基本に戻ります。
この方は、根っこがなくてとても弱いのです。
潜在的エネルギーも宿命のみでは、138と少ない方です。
これを活用するなら(身弱であることを)、殺印相生格の生き方を選んだほうが良いでしょう。
でも、今までは成立しなかったのです。
ですから急に「‥‥格」の生き方が良いと言われてもスッとそれに乗れるかどうかです。
殺印相生格はおみこし運です。
周りの方がみんなで担ぎ上げてくれる‥‥、だからそういう生き方、そういう信頼を集めていなくてはなりません。
そして、潜在エネルギーは弱いので、粘り強く引力を強めることは、この方にとっては苦労です。
つまり、今までそのことには大運天中殺が大きく力を貸してくれていたのです。
‥‥ということで、本来の弱さが「さらされる恐怖」に耐えられなくなったのだと思います。
本来、とてもまじめな方でお稽古などは手を抜くこともできなかった。
それもご自分を追い詰めていらしたのではないかと‥‥
本当に本当に、残念です。