又、彼の宿命を眺めていました。
お父様を亡くされた、あの津波のあった2011年……「辛卯」の年でした。
この方の日干は「庚」ですから、石門星が表出します……
あ、そうではなく…六親法で追っていくと母は「己」、父は干合の「甲」なのですが、この方には木性がありませんので、父の座である「辛」を父とします。
つまり、2011年の年干に表出していた「辛」は、父の星でした。そしてその辛から年支の「卯」を見ると天馳星……最弱の一点です。💦
宿命の中で、この年干の「辛」は「官印相生格」の破格となっています。
破格の存在が消えてしまったことによって、朗希さんの宿命は「完全格」として成立したことになります。(根っこは残りますが…)
つまり……この方の成功の人生は、この時に暗示されていました。
お父様の命と引き換えに頂いた強運……と言っても良いでしょう。
入団されてからの一年間、佐々木投手の身体を作るために先発で使うことを我慢した、ロッテのコーチ陣も優秀であったと聞きました。
様々な環境がプラスに動いていく……そのことに気付いて感謝の心とともに上昇していくことができたら、きっとお父様も喜んでくださいますね。