こんばんは。今日は2月4日、24節気では立春にあたり暦の上でも新しい年の始まりです。
今年は「癸卯」の年。
癸は陰の水性。北方に座すため、それだけで「習得本能」、つまり「知恵」を意味します。
そして地支は「卯」ですからこれは春の中心。そして五行の質は木性です。
癸(水)生 卯(木)と、寅(2月)ほどではありませんが、まだまだ雪解け水としての勢いは強く、つまりたくさんの知恵が生まれてくる年と言えます。
その雪解け水は大地を潤しはしますが、勢いが強すぎると、卯木は浮草となって根腐れを起こす可能性もあります。
天干の「癸」を政府とし、地支である「卯」は国民を指します。
天の知恵は国民である私たちに潤いを与え、幸をもたらすのですが、政策が悪ければ逆の効果となってしまう恐れもあります。
情報が氾濫する今、個々が本当に必要なものを選択していくというのが大切です。
そして2023年は「木旬」の年。(甲寅で始まり、乙丑で終わります)
木性は「守備本能」。「守り」にスポットが当たります。
軍備、国防‥‥‥、個人で言えば、非常時に備える、食糧危機に備える、、、などと捉えても良いですね。
とはいえ、「卯」という字は、自然界の扉が開く…という形となっています。
天照大神様の天の岩戸が開いて自然界に明るさが戻った時のように、暗闇に光が差すような年となりますように。
立春の月。
とても素敵でした。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
お休みなさい。(*^-^*)