阪神タイガースの選手として活躍された横田慎太郎さんが7月18日にあの世に旅経ち、その追悼試合が今日25日、甲子園球場で行われました。
どんな方にも愛され、松井秀喜を超えるのでは…と期待され、人間的にも彼の未来を楽しみにしていた方がたくさんいらしたようです。
彼の生年月日は、1995年6月9日。
先月28歳になったばかりです。
その若さで脳腫瘍の再再発を経験し、従って闘病生活も長く続きました。
本当に「努力することが大好きだった」方だったそうです。
それでも努力ではどうにもならないことの連続‥‥
どれほど辛かったでしょう‥‥
算命学で宿命を拝見しましたが、、、
宿命に生年天中殺を所有、初旬条件あり、大運天中殺は漏れなく21歳~の3旬に繰り上がります。
その前旬に年干干合で宿命自体が全天中殺に変化‥‥‥
‥‥と、運勢を異常に上昇させる条件はいくつも見つかるのですが、間違いないのは28歳という若さで、しかも大運天中殺のさなかで命を落とされたということ。
何か大きなお役目があったに違いありません。
この方の宿命で、園田が目に留まったこと…それはこの方が「戌亥天中殺」でいらしたことです。
戌亥天中殺は「中央欠け」ですから、現実に、利害損得の世界に弱い…とされています。
だからこそ、ご自分の好きなことにまい進できた。
だからこそ、純粋な気持ちで野球と向き合ってこられた。
だからこそ、宿命中の禄存星・司禄星中殺は一層の輝きを放ちました。
禄存星・司禄星は引力本能で、中心人物といういみがあって、財という意味があって間違いなく現実の星と言えます。
それが中殺されているのですから、そこにこだわってはいけないことを長い人生の中で葛藤しながら学びます。
でも彼は、戌亥天中殺で、本来、現実への執着がない、
そして、初旬天剋地冲、初旬に貫索星の表出……
普通の方が気付くのに70年も80年もかかることを、この方は二十数年で昇華されたのかもしれません。
あまりにも早く幕を閉じた人生でしたが、それゆえに大きな喪失感はぬぐえませんが、、、
あちらの世界から見たらどうなのかしら‥‥と‥‥
野球が大好きで、一秒たりとも努力を怠らず、「生きる」ことに真摯に向き合った、素敵な青年がいたことを、多くの人は忘れないでしょう。
「奇跡のバックホーム」‥‥神様からのご褒美でしたね。
素敵な人生を見せて下さって、ありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
合掌