「脳腫瘍の友が残したメロディ 僕らは一筋の希望と生きる」という記事を見つけました。
(https://digital.asahi.com/articles/ASMBK64PBMBKUBQU00L.html?ref=apital_mail_top)
『脳腫瘍のため、3年半前に16歳で亡くなった加藤旭君。幼いころから独学で作曲し、500もの曲を残しました。』
3年半前…それは、2016年5月のことでした。
なぜ?? 才能溢れる若者が、こんなに若くしてあの世に旅立たなければならなかったのか・・・と、算命学で星を見させていただきました。
日干支『乙未』、月干支『甲戌』……‥‥どこかで見たような……‥‥
思い出しました。先日、掲載させて頂いた、34歳で亡くなられたバストロンボーン奏者の方と日、月、の干支が共通していたのです。
算命学では、10月生まれの乙の宿命を『晩秋の草』と例えていますが、草には、どうしても水が必要で、この方の宿命にはそれがどこにもありませんでした。
とても「苦しい宿命」とも言えますが、そのために非常に運勢の強い『従財格』という宿命となっています。
その意味合いとして、「普通の人の10倍も100倍も運勢を上げやすい」ことが言えます。
結果、望む望まないに関わらず、その道を選ぶことになりました。
その、どうしてもほしい「水性」は、人物に置き換えれば「母」になります。
大運で11歳から玉堂星(母)の「壬」が現れていましたが、発病した天中殺の年、それは土性に変化してしまっていました。有り難いものが変化してしまうとき、大変つらいことになります。
前述のバストロンボーン奏者の方と全く同じで、現れていた壬水(陽の水性)の根っこが断ち切られた日に彼はあの世に旅立ちました。それでもその日は「母」が現れていたのです。
お母様が、『「じゃあ、行くね」と言ったように感じた。』と仰っていましたが、本当にそうだったと思います。お母様にお別れを告げた瞬間でした。
園田は思うのですが、お別れのときに現れる星は大概『母』の星で、「父」というのはあまり覚えがありません。それほど、母と子供の絆が強いという証なのかもしれません。
『従財格』が生きた短い命。だからこそ、語り伝えられています。
今でもこんなに反響が大きい所以です。
でもきっと、お母様は、「そんな事はいいからもっと一緒に生きたかった…」と、思っていらっしゃるに違いありません。
遅ればせながら、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
神様は、何を伝えたかったのでしょうか……‥‥