岡田准一さんに続き、独立を表明した二宮和也さん。
どんな時期だったのでしょうか…
算命学で拝見してみたいと思います。
陰占では天干に「戊―癸」の干合があり、化火で天干が火性一気格となります。
天干一気は「気の強さ」を意味しますが、この方の月支元命はご本人の根っことなる「午」で、そこから天将星という身強の星が現れていますので、その強さは心の強さと一致していると解釈します。
ですから何事にも「強気」で対処していく生き方となりますね。
そこには矛盾がありません。
但し、「潜在的エネルギー」、つまり体力はそれほど強い方ではありません。
心の強さに対し、体力が伴わない‥‥これはこの方にとって大きな矛盾です。
まだお若いのでご本人が実際に感じていらっしゃるかどうかは疑問ですが‥‥
幸か不幸か現在は、さらにご自身(丙)を強める木性の数値が高くなっていますので存在感を増している…と考えてよいでしょう。
問題は、この方が「真夏の太陽」であることです。
真夏の太陽が木性で生じられることにより、存在感は増しますが、それは「逃げたくなるほどの暑さ」とも考えられるのです。
無難な表現としては、「個性的」。
でも暑すぎて‥‥ということもあるのです。
陽占人体図を見てみますと、人生の目標は「龍高星」、そして才能は「鳳閣星、調舒星」の表現の星です。
ですからエンタメの世界、パフォーマーとしては龍高星との水火の激突もあり、本物の才能をお持ちの方です。
年では癸(水性)が回っているため、これを太陽を隠す雨と捉えると忌神的ではありますが、太陽の強さを少し抑えてくれると考えればそれほど悪い星回りでもありません。
現在40歳。
この方の大運天中殺は繰り上がり、24歳からとなっていますので現在17年目。
20年の大運天中殺の最後の5年に差し掛かり、ここは年の天中殺と同様に考える…という見方もあり、少々微妙なところです。
大運天中殺での上がりを経験したら、あとは余禄で食べていく。
そんなことを高尾先生が仰っていたのを思い出します。
そんな「覚悟」が必要な時が人生にはあるのかもしれません。