園田's LIFE

日仏の懸け橋となった「ドラゴンボール」鳥山明さんの宿命、算命学で

2024/05/02

https://www.sankei.com/article/20240502-HVM6MJJ3ARFFPBJYOELSQHJIQE/?914727

フランスを訪れている岸田文雄首相は1日夜(日本時間2日未明)、アタル首相と会談し、3月に死去した漫画家、鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」のこけしを贈呈した。フランスは日本に次ぐ世界2位の漫画市場とされ、ドラゴンボール人気は根強い。鳥山さんの死去を巡って同国の政治家が相次いで弔意を示した経緯もあり、改めて鳥山さんの作品が日仏の橋渡し役の一翼を担っていた現状が浮かんだ。

もう2か月ほど前(3/1)になりますが、ドラゴンボールやDr.スランプなど世界的な人気作品を生み出した鳥山明さんが急性硬膜下血腫のためお亡くなりになりました。68歳でした。

遅ればせながら鳥山明さんの宿命を算命学で拝見していきたいと思います。

 

鳥山明さんは「辰巳天中殺」。

現実的に人生を捉え、チャンスがあれば新たな流れに飛び出し、現実を逞しく生きる方です。

更に月支に「辰」がありますので生月天中殺を宿命に所有。

そこに表出している星は玉堂星(母)と禄存星(父)。

 

ご両親とは縁が薄く、ご自分との運がシーソーする形となります。

特に禄存星中殺に関しては、「父親の運が衰退に向かうときに生まれる」と言われています。

それでも父が衰退に向かわない場合もあり、そんなときはご自身の運勢が今一つとなってしまいます。

ですから、この方が大きく運勢を上げたことからするとお父様は負を背負っていらしたのではないかと推察します。

 

又、禄存星は引力本能の陽で、財、人気、中心人物などの意味があります。

「生月」は「家系」の場所でもあります。

従って家系を頼らない、生地生家を離れることで宿命通り…となります。

宿命通りに生きられたら「禄存星中殺」は陽転に向かいます。

中殺は「枠が外れる」ことになり、一旦、陽転が始まると想像できないほどの人気、財が入り込んでくることがあるのです。

 

もう一つの中殺されている星は「玉堂星」。

これは習得本能の陰であり、本物の創造性を持つ星です。

それが中殺されてこれも枠が外れている状態…鳳閣星と初旬の調舒星との「水火の激突」もあって、一般の方が想像できないようなアイデアが次々と浮かんできたとしても不思議ではありません。

潜在的エネルギーは260と、全く少ない訳ではありませんが、活躍度合いからすると消耗は激しかったはずです。

亡くなられた3月1日の干支を並べてみましょう。

甲 丙 甲 癸  丙 庚 乙

子 寅 辰 酉  申 辰 未

元々の宿命に干合があり、日干は(暗合も含めて)甲となります。

年、日の干支と日干支は大三合会局となり、月は納音(これまでと違う世界へ)‥‥大きな融合条件と分離条件が重なり、年の天中殺に龍高星が表出し、「あの世への旅たち」となってしまいました。

龍高星中殺での旅たちですから、別世界への放浪‥‥まだまだあちらでも色々アイデアが浮かんでいらっしゃるかもしれません。

もう締め切りに追われることはありませんから、どうぞゆっくりと楽しみながら創造力に浸って下さい。

 

世界中の方を漫画を通じて楽しませてくださいました。

本当にお疲れ様でした。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

合掌

 

 

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