https://magazine.nikkei.com/article/DGXZQOGB06EEU0W4A200C2000000
37年間の長きにわたって「オテル・ドゥ・ミクニ」の営業を続けた三國清三シェフ。
そのプロフィールからうかがえるのは、フレンチに対する情熱を持ち続けていらっしゃること。
時々、YouTubeで拝見していましたが、今日はこの方の宿命を算命学で解き明かしていきたいと思います。
三國シェフは日干支「戊戌」、辰巳天中殺の方です。
「初秋の山」なので、お日様が当たって時々雨も降ってくれて、木々がしっかり根を張っていてくれれば立派な山となります。
バランス的にみると木性が少ないので後天運で木性が強くなったところが運が強いとみます。
宿命中では年間の「甲」(車騎星)ですね。
ですから、がむしゃらに働くこと、気が付いたらすぐに動くこと、闘争心‥‥これがご自身の守護神となります。
そして、そのような目上の方との出会いが彼の運勢を上げてくれると言って良いでしょう。
因みに車騎星が北にある方の特徴は、人には見せないが「戦略家」であることです。
三國シェフは辰巳天中殺で現実に強い。
だから努力を惜しみません。
習得本能は隠れていて陽占には現れていませんが、それも守護神ですのでとても頭の良い方です。
ですからお料理にもアイデアや工夫が絶えず、食する方が「一度も同じものを食べたことがない」という印象を持ったのでしょう。
しかしながらやはり、運の良さを感じずにはいられません。
それは何なのでしょうか。
一つには(多分2旬目からの)20年の大運天中殺が存在したこと、そしてそれが守護神回りであったこと。
もう一つは「地支連珠格」の存在です。
一つ飛びなので分かりにくいかもしれませんが、地支連珠格としての説明が
『日←月←年は、夢や希望が比較的叶いやすい形となり、他の人よりは自らの努力が成果に繋がりやすい形になります。
それなりの努力目標は必要ですが、一代で大成功(経済面に限り)を手にし、名門としての家柄の土台を築くことができるとされます。』
とあります。
まさにそんな生き方をなさいましたね。
初年期の天将星もしっかり消化できた上に運強さが重なり、盤石な人生となりました。
才能は車騎星ですが、初旬に司禄星表出の為、「みんなに喜んでもらいたい」という禄存星への意識が強まります。
それがこの方ご自身の喜びでもありますね。
8席のみの「オテル・ドウ・ミクニ」も楽しみです。
どうか天中殺中の開業となりませんよう、お祈りしています。