https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/63a4277b730b8933291feff5d726d0d665dd22d4
石破茂首相とドナルド・トランプ米大統領による対面での初となる日米首脳会談が現地時間の2月7日、米ホワイトハウスで大きな波乱もなく無事に終わった。両首脳は「日米関係の新たな黄金時代を追求する」とうたった共同声明を発表した。‥‥
本当はお互いにどんな印象を持ったのでしょうか‥‥
お二人の相性を算命学で拝見してみたいと思います。
まず、石破氏は寅卯天中殺で生月天中殺(月支が寅)です。
寅卯天中殺は2~3代目運、本来は家系の質をつなげていくことができるのですが、生月天中殺は家系の恩恵を受けてしまうとその運勢に弱さが見られます。
具体的にはこの方は世襲なので、そこからの十大主星である調舒星、牽牛星が輝きにくくなってしまいます。
調舒星は個人的伝達・快楽、感性、孤独、細やかな配慮、完璧主義…などの意味合いの星。
牽牛星は、体制側の役目役割、名誉、仕事、決断力…などの意味合いの星。
そこに陰りがみられることになります。
内容としては、調舒星(火)剋 牽牛星(金)と、個人的快楽が仕事、役目役割の牽牛星を壊しているために、「休みたい、ラクしたい」がきちんとこなさなければならない仕事の邪魔をしてしまうことがあるのです。
そこに「陰転」の姿が垣間見られます。
トランプ氏は子丑天中殺。宿命中殺(生年、生月)はありません。
子丑天中殺は初代運で、この方は初代運を消化できていると判断します。
宿命も木→火→土と相生格的。結果、立派な一気格となって大きな存在感となります。
‥‥ということで、相性の前にこのようなスケールの違いがあり、それがお二人が並んだ時の印象の違いとなって現れているということが言えるでしょう。
相性として、先ず日干同士をみてみますと、
石破氏は「丁未」で、トランプ氏は「己未」。
これは「火母に従う」という意味から、同じもの‥‥つまり律音と捉えます。
「同じもの」ということから、張り合う、強く意識することになり、特に天干狭格で、財・人気・信用を取り合っている宿命の石破氏はその意識が強くなります。
なのに表面では何となく相手に嫌な顔を見せず、合わせてみたり阿ってみたりしてしまう、そんなところが見られます。
一方で、トランプ氏は「目下」と干合支合。
実のところどう思っていたとしても、相手を自分と同調させるべく表面ではうまく合わせながらリードしていきます。
ちょっと役者の格が違う、といったところでしょうか。
そして中年期の十二大従星が石破氏は天極星、トランプ氏は天禄星。
天極星の2点に比べ、天禄星は11点で一番安定感のある星です。
メディアの記者を退席させず、20分も話し続けた意図がトランプ氏側にあったことは(記事にも書かれていましたが)、ここからも読み取れます。
トランプ氏のこれからの動向、興味深いところではありますが、何を仕掛けてくるのか見当がつかないといった漠然とした不安もあります。
それに対し、日本の総理である石破氏が互角に渡り合えるかというと、更に不安…とばかりはいっていられませんね。💦
何とかうまく対応していってくれることを願うばかりです。