むか~~しの、高尾宗家の授業のノートの中に、次のような走り書きがありました。
「大運天中殺を持つ人は、イチかバチか、やりたいことはやる。
成功、不成功は考えない。
ありったけの力を出し切って世の中を渡ること。
自分一代の運と割り切る。」
高尾先生…仰ることにも文章にもとっても魅力を感じられる方でした。
現在(コロナ感染)は、多くの方々にとって大きな壁が立ちふさがっているような状況です。
ありったけの力を出し切ることもできない……と、思う方も少なからずいらっしゃると思います。
ところが、起きることは「必然」と考えたとき、神はすべての人に「考える時間」を持たせたとも言えるでしょう。
このまま続けるべきこと。
方向性を見直すこと。
自分にとって大事なもの、大事ではないもの。
生まれてきた人間にとって、平等に与えられた権利は未来に訪れる「死」。
それは、ほとんどの方にとって100年も先のことではないのです。
成功、不成功は、自分自身の価値観と乖離していることもあります。
どうか、苦しいこともつらいことも含め、良い人生だったと思えるような生涯を送ることができますように。