27日、立憲民主党の羽田雄一郎参議院議員が、新型コロナウイルスに感染し、急逝されました。53歳の若さでした。羽田氏は糖尿病、高脂血症、高血圧の基礎疾患があったそうです。
であったとしても、53歳は若すぎる……と思い、算命学で星を拝見してみました。
甲 丁 丁
午 未 未
これが羽田氏の宿命、陰占です。少し算命学の知識がある方はすぐにお解りになると思いますが、日干「甲」(自分自身)は木性。夏の土用生まれの樹木ですが、どこにも水性はなく、更に水源となる金性も存在しません。
非常に厳しい姿…立ち枯れ状態の樹木です。
ところが、こういう宿命の方は、何とかバランスを取るべく一生懸命動きます。
しかも20代後半から稼働し始めた大運天中殺のおかげで運勢は上昇していました。
37歳からの大運でやっと水性を得ることができましたが、この方の火性の強さからすれば、ほんの微々たるものでした。それでも大運に天将星が表出していた為、どうしても頑張ってしまいます。
47歳からの大運でも陽の水性が回っていましたが、年、月干の「丁」との干合で木性に変化してしまい、水性としての助けにはなりませんでした。
今年はというと、融合条件の重なりで木火に大きく偏ったところに年運の天剋地冲と害の重々は、大きな衝撃となり、大変危険な状況となります。
ですから今年は、細心の注意と早めの対処がどうしても必要な年だったと言えます。
つまり、コロナに感染なさらなかったとしても、大変危険な状況でした。
本当に急なことで、ご家族や近親者の方は、大変なショックに見舞われていることでしょう。
見方を変えますと、綺麗な従生格の宿命の方です。「人助けの格」ともいわれ、世のため人のために全力を尽くすことで大きな信頼、財を得る……というような意味合いがあります。
きっと多くの方に慕われていらしたと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
合掌