東京五輪開催直前だというのに、ちっとも明るいニュースがありません。
確か、東日本大震災の復興が始まったばかりのころに東京五輪・パラリンピックの開催が決まり、大喜びされている方もいる中で、複雑な気持ちになったことを鮮明に記憶しています。
沢山の方の命や生活が奪われてしまったばかりなのに「お・も・て・な・し」って何?って………
この因縁は大きいのでは……
そして、未来を予言する方たちの中で「東京五輪はない」との声も聞かれました。
五輪ロゴ盗作疑惑から始まり、国立競技場建設にあたっての問題、そしてコロナ……、やっと開催が決まって、直近で出てきたのがこの小山田圭吾氏の過去の“いじめ問題”。
算命学的に考えたら、自然の神様はこれらの事象から私たちに何を伝えようとしているのかと考えてしまいます。
それはそれとして、小山田圭吾氏、なぜそんなひどいいじめをすることになったのか…気になってこの方の生い立ちなどを調べてみたのですが、さすがに幼少期の環境などについてはどこにも書かれていませんでした。
それで、とりあえず宿命から探ってみることに致します。
小山田氏は、身中でほぼ五行完備の宿命。つまり、大きな偏りはなく、きれいな宿命です。ご両親とのご縁もしっかりつながっていらっしゃいます。
一方で、年柱と日柱に天剋地冲があり、弱い方が「完全破壊」となります。それはご両親と本人との関係にあたります。
ところが、たとえ本人の運勢が強かったとしても子供時代に両親が完全破壊になってしまったら、この方に影響しないはずはありません。
その完全破壊に巻き込まれているのが「父」であり、大運の初旬に現れ、そこでも破壊されていることを考慮すれば、子供時代、父に何か問題が起きたと考えてよいと思います。
問題なのはその父の星がこの方にとって一番ありがたい存在であることです。
一番大切なものが壊れてしまった状況で、何かのコンプレックスを身にまとってしまったことは想像に難くありません。
そのストレスを弱いものにぶつけてしまったとしたら………
大人になるにつれ、後天的に幾重にも回る星によって本質そのものが奥へ奥へと隠されて行ってしまいます。
それは、表から見えにくくなるだけであって多分、未消化のままです。
なぜ、あのような気持ちになったのか……ご本人にとっては自分を見つめ直すチャンスかもしれません。
このニュースを見て、不快な思いを感じなかった方は多分、皆無でしょう。
なので辞任は当然と思いますが、何せ開催まであと数日、大丈夫なのでしょうか……💧