「クリスマスイブに彼がやりたいことは野球が上手くなること」
大渕 ファイターズ時代から映像をよく見ていて研究熱心でした。クリスマスイブの自主練など、エピソードには事欠きません。
ーー4年目にオフ返上で夜間練習をしていた話ですね。
当時監督だった栗山英樹さんから、直接お聞きしたことがあります。「クリスマスイブに彼がやりたいことは野球が上手くなることだった。そこを育ててあげなくてはいけない」とおっしゃっていました。やはり好きという気持ち、好奇心。それらが大谷選手の「掛け算による成長」を生んでいるようです。
大渕 好奇心、大事ですね。例えば「ボールを飛ばしたい」と望む選手は多いけど、「どうやったら飛ばせるのかな?」と本気で探究する人と、そうでない人がやっぱりいるわけで。大谷は前者です。来季も全力で探究してほしいですね。
日ハムスカウト部長が明かす“大谷翔平秘話”
という記事からの抜粋です。
大谷翔平選手、本当に野球が好きなんですね。
言うまでもありませんが、好きなことでこれだけ活躍できるってこの上なく幸せなことだと思います。
以前もブログに上げさせていただきましたが、この方の才能は「鳳閣星」・・・つまり楽しむこと。自然体でいること。観察力、等々……
そして人生の目標は「龍高星」・・・探求心、改革、好奇心、判断力……この星が一つ南方にあることによって「迷わずに判断できる」ことになります。
そしてこの方を裏で支えているのが中殺された司禄星。
これがこの方の「戦いのための準備」に大きく貢献しています。これも好きなことのために苦にはならないのでしょうね。
ともかく、本当におめでとうございます。
大きな夢を達成中ですね。そう、現在進行形です。
宿命通りに生きる・・・本当に大切です。
本人にとって、全力で生きられて、好きなことに向かえたら、それは本当に素敵な人生です。
何が好きなのか、何に向いているのか…それに気づくのは簡単なようで難しいことかもしれません。
少し話はそれますが、子供の将来を心配なさってお母様の立場からご相談を頂くこともよくありますが、「信じること」が一番でしょうか……
「苦労」が成長の糧になる…そうやって親も成長してきました。
大変だったから、なるべく苦労はさせたくないと、あーした方が良い、こうした方が良いと言ってしまいます。
それが親心というものなのですが、勢い良く成長しているさなかの子供にはそれが大きな負担となることもあるのです。
特に算命学で言う「初代運」の天中殺と強いエネルギーを所有しているならば、助けられることを嫌うのです。
……とは言っても人生は一度きり。心が未熟なまま親も子育てを始めます。
宿命に沿って、宿命に気付かされながら、「良い人生だった」と思えるように生きられたらいいですね。